辛口？

ひさびさにツタヤでいろいろ借りてきて聴いたりiPodにほりこんだりする。
その中で、いろんな意味で「引っかかった」のが、ラバーキャロッツの「悪戯スキャット」。森俊之氏のサイトなんかで紹介されてたので興味を持って借りてみました。
ac-g&voとbassのユニットみたいなんですが、まず参加ミュージシャンを見てびっくり。ドラムが、沼澤尚・山木秀夫・佐野康夫・渡嘉敷雄一・ゲンタと。なんじゃこりゃ！私の好きなドラマーがほぼ網羅されているではないか。
で、音楽なんですが、ええ、そりゃもう羨ましくなるくらいオシャレでヴァーサタイルなんですが、ちょっと線が細いというか、残るものがないというか。最初に森広隆を聴いた時と同じような印象。これがトシを重ねることによって「重み」を増してくるのか、はたまたどこかでソングライターとかスタジオミュージシャンとして名前を見るようになるのか（笑）。今からそんなこと言っちゃいかんか。
ベーシストとしての「やっかみ」が入ってるかもしれませんな。「なんてぇ人達とやってるんだい！」ってな。でも実際、残念ながら音が「立って」ないんですな。うがった見方をすると、そのせいか、各ドラマーのプレイも心なしか大人しい。