命の洗濯

tfujimura2006-07-01

さて、休日をどう使おうかと悩んだ末、Helsinkiから電車、バスを乗り継いで1時間あまりで行けるNuuksio National Parkという所でトレッキングをすることに。ええ、そりゃもうちゃんとトレッキングシューズもトレッキングパンツもウエストバッグも持って来てますとも。そのためのデカいスーツケースですがな(笑)。
さて、ローカル電車にゴトゴト乗って、バスに乗って(このバスが、アップダウンのキツい未舗装の道をでかい図体で爆走するのでちょっと怖い(笑))、というところでちょっとトラブル。
さすがにいちいち停留所のアナウンスとかないので、降りるべき所を通り過ぎてしまって終点まで行ってしまったんですな。で、どうも一緒に降りたペルー人とスペイン人のカップルも同じらしい。どうすんべえ?と3人で考えたところ、どうも、さっき乗ってきたバスは数分後に逆方向に出発するということなので、事情を話して再度乗せてもらう。
で、これで一件落着かと思いきや、今度は、いつまでたっても我々にお声がかからない。かなり行ったところの停留所で客を乗せるために止まったところで我慢できずに「えーと、まだですか?」と運転手に聞いてみると、落ち着いた顔で「あー、じゃあちょっと引き返すわ。」ですと。なんやねん、忘れとったんかい(怒笑)!
でもまあ、他の客が目を点にしてるのを尻目にでかい図体のバスをいきなりUターンさせて2kmぐらいもどり、我々を降ろすや否や再びUターンして去っていくのを見せられると、さすがに腹も立たんですわなあ。
で、やっと本題のトレッキングを堪能。非常に良く整備された美しいトレイルを、心地よい孤独を味わいながら歩く。針葉樹独特の甘いような香り。音といえば自分の足音と、木のざわめきと、鳥の声だけ。湖を見渡せる岩の上でスナックを食って一息つく。
なんかねー、私ってやっぱりたまにこういう孤独な時間がないと駄目ですわ。