夢か現か

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さて、「村上PONTA秀一セッション」、でした。
まずは、ご来場いただいた満員のお客様方、本当にありがとうございました。これ最初に書いとかないと忘れそうなんで(笑)。
既にクシィ他では色々コメントあるように、ライヴそのものとしては賛両論ケンケンガクガク(と、言うほどでもないか?(笑))ですが、リハ入りから帰宅まで14時間あまり、当事者の我々としては何者にも代え難い濃密な時間でありました。
なので、本題のセッションにまつわるアレコレやらセッションメンバーの素晴らしさとかまで書き出したらいつまでたっても考えがまとまらず、結局書けそうにありません。ということで、我々「福岡」としての体験のみに絞って一言だけ。
我々「福岡」は元々御大絡みのレパートリーが多く、しかも今回はイチカバチカ(?)でその中でも憲司さんの曲を2曲持ってきたので、リハで御大みずからセットに座って教えていただいただけでなく「憲司は今もこうやってみんなに愛されてるんだな。憲司の曲をやってくれてありがとう。」というような言葉まで頂いてしまっただけで、これぞ本当に「もうこれで帰って良いや」状態でした。
それが本番でもいきなり1曲目からツインドラム状態。そして、我々メンバーがみんな尊敬する憲司さんの、あの曲を、本人以外ではおそらく一番知り尽くした、またもちろん、憲司さん本人とも数え切れないほど演奏してきた御大と一緒に演奏させてもらうことになった訳です。
私は見てないけど(笑)、ドラマーのhidewatanaは泣きながら叩いてたらしいです。話によると御大も目が潤んでいたらしいです。いしかわは明らかに号泣してました
私は、演奏中はググッとこみあげてくるものを堪えるくらいで済んだと思ったら、演奏後に友人としゃべってたら急に堰を切ったようにこみ上げて来てしゃべれなくなってしまいました。
なんか、演奏者としての音楽体験、以上の「何か」をもらったような気がしています。