だからラテンって奴ぁ(1)

今日の訪問先はパリの郊外、ヴェルサイユももうちょっと先なんですが、こういう時は危険。とにかくパリのタクシードライバーは「パリの外」になるとからっきし駄目。この前も「なんだ？ここはパリの外じゃないか。そんな所知らんわい！」とか言われたし。
今回も、タクシーを呼んでくれたホテルのフロントの兄ちゃんがなんとか説得してくれたものの、明らかに不安（笑）。実際、我々がプリントアウトしてきた「道案内」を助手席に置いて首っ引き。
さてなんとか「地名的には」目的地に入ったんだが、ここからがさらに分からんようで。まあ私らも「『○○ー』といえば大会社なので、近づいたらでっかいビルが建っててすぐ分かるんじゃないの？」と思ってたのがアマかった。そうこうしてるうちにウチの若いモンがドライバーのあまりの情けなさにいろいろ口出しするし、ドライバーはドライバーで（前述のように）「そんなんパリ人のワシが知るけー！」と切れかかって険悪な雰囲気になってきたところで、私が窓の外にその「○○ー」のエンブレムが立っているのを発見。なんとか事なきを得ました。
でっかいビルどころか、地上４階建てくらいのが地面を掘った中に建っとる。もちろんそのビルの外壁には「○○ー」の「○」の字もない。その代わり敷地はメチャメチャ広い。こんなん分かるかいな（笑）。