だからラテンって奴ぁ(2)

今日の訪問先から近いってことと、そもそもドゴールからだとToulouseへは(Star Allienceの)直行便がないということで、珍しくオルリーを使うことに。するとだ。
「ちょっと早いけど、とりあえず荷物をチェックインして昼飯食うか。」とカウンターへ行くも、「はぁ?1時間半前になってからおいで、ぼうや。」(多少誇張)と軽くジャブを食らう。おう、Star Alliance Goldとはえらい待遇が違うやんけ。
とはいえまあしゃあないわ、とその辺のベンチでまたパソコン仕事をやり、1時間半前に再度カウンターへ向かうと、長蛇の列。しかも、並び方もクソも滅茶苦茶でどれが列なんだか分からん。かつ、何か分からんアナウンス(もちろんフランス語オンリー)があるたびに後ろからワラワラと人が割り込んできて折角出来てきた(ような)列も滅茶苦茶。なんじゃこりゃ。
さらに、(むりやりその辺の人間をつかまえて英語で聞きだしたところによると)「怪しい荷物があった」とかでカウンターから荷物を運ぶベルトが一切動かなくなり、チェックイン機能停止。この辺で「無事にToulouseに行けるのか?」と恐れ始めた所に駄目押し。
「ピィー!」という甲高い笛の音が轟くと、女性警官がやってきて何事か叫んでいる。と、カウンターに並んでいた人々がまたワラワラとカウンターと反対の方向へ駆け出す。またその辺の人をつかまえて無理やり聞き出すと、「爆弾騒ぎ」らしい。げげぇ!と慌ててみんなに着いて10歩ほど走ると、今度は急に全員回れ右でカウンターへ。さっき話しを聞いた人を見ると苦笑しながらカウンターの方で「こっちおいで」をしている。つまり、10秒ほどで「さっきの非難勧告はナシよ」になったらしい。ああもう訳わからん!!!
結局その後なんとか荷物をチェックインするも、「で、万が一の時はどこに荷物を送るのかタグはついてるか?」とか言われてもう祈るような気持ち。
まあ何とか荷物も届いて事なきを得ましたが、その後乗ったタクシーの運ちゃんが英語が通じたのが嬉しかったのなんの。