猿人

tfujimura2007-09-02

LUCREZIAにてエンヂンのライヴ観戦。
受付でチケット買って楽屋を覗きに行って見ると、まず畳の上に何十年も前からそこに在ったかのような物体が横たわっているのを目撃(笑)。なんだかここの楽屋は人をダメにしますね(笑笑)。
さて、ライヴはまず対バン(もともとはもう1バンドあるはずだったらしいけど)のCABARET'S NINEさんから。ベースレスのg/vo, ds, voの3ピースだけど、パラでベーアンからも音を出してるらしく、なかなかの爆音で、とにかく勢いがありますな。voの彼女も、ちょっと大塚愛のようで、それでいて戸川純のようでなかなかキュート。バッチリ若いエキス(というかガス?)を吸わせてもらいました(謎)。
で、お待ちかねのエンジン。
いやあ、イイ。
ロックはやっぱり、とにかくフロントマンですよ。「歌わせてもらってます。」でも駄目だし、「俺って最高!ウットリ。」でも駄目だし。とにかく、「そこでそれをやってることが自然」と誰もに思わせられればそれ以上のことはないね。ウラヤマシイ。宮ちょ。
それさえあれば、バンドのメンツが変にバンド全体の音に気を使うことなく(いやそりゃバンドだから実際には他人の音を「聞き」はするでしょうが)、自由に自分の「真ん中」に近いことをやっててもちゃんとバンドとしてまとまるんですな。
というわけで、当然ながらid:hongkangid:hdc921、S藤さんのプレイも最高。いい音だしてるねー。id:hdc921の黄色い奴、正直ちょっと出音が小さめかな?と思いながら聞いてたけど、でも結局必要な音は全部「通ってきてた」んで、やっぱりいいねえ。
とにかく、「ロックおやじ」として非常に刺激を受けた、いい夜でした。
ちなみに、写真は「LUCREZIAのティクビ」(笑)。