（まさに）Velvet Sound!

「忙しい時こそ楽しみを忘れない」シリーズその２（笑）。午後半休（つうても３時過ぎまでいたけど）してとある所用を済ませて、急いで東静岡へ向かい、VelvetsoundでAllen Hindsのライヴ観戦。
実は実物を観るのは初めて。CDで聴いてても非常に表情のある、スムースなトーンが気に入ってたんだけど、いやー、なんというダイナミックレンジ。なんという繊細さ。なんという豪快さ。とりあえずは「モダンなLarry Carlton」みたいなイメージを持ってたんだけど、それにJeff BeckとAllan Holdsworthが足し算されたような感じ。参りました。ギター好きには堪らんです。
さらに急造バンドながらAllenに全く臆することなく対等に渡り合ってた岡田治郎さん、キュートかつキップの良さそうな大高清美さんもグッド。特に岡田さんはAllenに触発されてか、スウィープみたいなのを連発してたなあ。
Allenはまた非常に気さくでイイ人で、ライヴ後も普通に会場をウロウロしてたので、いろいろしゃべらせてもらう。勝手に最強君の知り合いになって「彼どうだった？」とか話したり（笑）。あと、現地で合流したホンカンの人脈で治郎さん、大高さんともちょっと話したり。
で、そんなことしてると時間はどんどん過ぎるわけで、東静岡駅に着いた時点で22:47。最後の下り電車が残ってるけどそれは静岡行きというのが分かった時点でさすがに２人とも「こりゃちょっとマズい」と今更ながら焦りはじめる。何、今日はホンカンとお泊り？本田家３人目？（謎）
そこで視野の隅っこにちょっと引っかかったのが、「23:02　こだま　浜松行き」って奴。これしかない！ってことで、人気のない駅前を突っ切って表通りまで走り、通りかかったタクシーをつかまえ、Ｕターンさせ、住宅街を爆走させてやっと静岡駅の新幹線口に着いたのが23:00。
そっから焦りまくりながら自動券売機で切符を買おうとしていると、「あー、もういいですからそのまま行って。」とか駅員に言われる。「え？何？改札機故障の影響？それとも週末のサラリーマン向けのサービス？」とかバカなことを考えてたら、こんなのがあるんですな。

自堕落な人忙しいサラリーマン向けの、素晴らしいシステムです。