Saturday Song Book


行って参りました、お恥ずかしながら初タツロー。
いやもう、目からウロコというか、カルチャーショックというか。
(色んな面で)完璧にオーガナイズされたエンターテインメントでありながら、何者にも縛られず、ただ自分の表現したいことを思うままに表現しているという。しかも、常に客を大切にしながらサービス心旺盛。ガッツリ3時間あまりやってくれましたよ。
席が2階席の一番奥(上に3階席もあるので、完全に奥まった場所)なんでステージを見るどころかどんな音がすることやら?と思っていたら、一曲目でそんな危惧は吹っ飛んでしまいました。さすがにバスドラ周辺の帯域が抑え気味だったのは場所のせいかホールに合わせた意図的なものか分りませんが、その分「ええんかいな?」というぐらいの存在感で常に伊藤広規の音が真ん中でグルーヴを作ってました。いやホンマ、常に聞こえてるのは同じくらいの音量でベースの音とヴォーカル、後は必要な場面で、ってくらい。それでバッチリバンドとして成り立ってたし、ベーシストとしてはもうほんとに嬉しい限りでしたがね。
そして、それよりも何よりも達郎の声。御歳56歳。The Rolling Stonesも化け物だけど、こんだけ鉄壁の声の出る56歳も恐ろしい。例の生声の「You gotta take!」もちゃんとやってたし。
曲目に関しては、ネタバレになるので書きません。ただ、素人の私でも「ええ?こんなベタな曲をやってくれるの?」という部分があったということだけは書いておきましょう。浜松や静岡で見る方はお楽しみに!
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それにしても、「ああ、今日は俺は観客の平均年齢を下げてるなあ」と思ったのはほんと久しぶりだ(笑)。