ヘンゼル、グレーテル、生きてる、死んでる

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Blues Therapyの主催による「なんと、京都が来たよ」という企画に平泉を呼んでもらって、初めてルクレチアで演奏してきました。
いやー、なかなか楽しい経験でしたね。やっぱり、普段お目にかかれないようなバンドとご一緒するのは非常に刺激になります。どんどん行動範囲を広げているエンヂンやBlues Therapyがどんどん良いバンドになっていっているのも道理、というものです。
表現太郎さん(の、ゴローさん(笑))。好きですねえ。こういう世界。こういう特異な世界でちゃんとステージを成立させるのって、どっかで中途半端な部分があると途端に駄目になるもんですが、そんなことは微塵も感じさせませんでした。ただ、歌詞では西欧に行ってても、常にロシアだかウラジオストクあたりに居るような気はしましたが(笑)。
雨市さん。これまた、(あまりこういう言い方を濫用するのもナンですが)ああ、京都のバンドだなあと。湿り気と、一種くすんだ色合い。私としては大好きな世界なんですが、なかなかこうはできません。クヤシイ。
そして、Blues Therapy。しばらく聴けてなかったんですが、やっぱり、いしかわはいしかわなんですね。そこに寄り添うDr.AshもやはりDr.Ash。(もちろん悪い意味ではなく。)でもそこにダテっちが加わると、あら不思議、そこにはもうBlues Therapyでしか表現できない世界が。これは凄いことです。しかも、まだまだまだ、良くなりそうだなあ。楽しみ。
で、我々「平泉」ですが、まあ、オッサンなりの(というか、オッサンならではの?(笑))こだわりやら、美学やら、固定観念やら、理想やら、色んなものがやっとある程度まとまり始めたかなあと。でもまあ、個人的には「まとまった」先でもう一段も二段も突き抜けないと「どやっ!?」とは言えないので、まだまだ、これからこれから。