バンドの醍醐味

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ということで、6年ぶり?のフルメンバーの「泉の広おば」でのライヴ、無事勤め上げることができました(笑)。
いやー、本当に幸せなひとときでしたね。
ちょっと誤解を覚悟で言うと、私は今回のライヴ(の、自分達の演奏)に際してはあんまり期待してなかったんですね。いや、「期待してなかった」というのはちょっと違うな。過度な意気込みがなかったというか、あっけないほどニュートラルだったというか。
久々の演奏!なんだけど、リハもなんだか過不足なくカッチリまとまってるし、若い時(笑)みたいに弾けてカオスに陥ることないし。(なんつってもみんなソロの「尺」を守ってる!)チャレンジングな新曲もないし。まあ、本番も滞りなくいくんだろうな、と。
ところが、フタをあけてみると、まず対バンの皆さんの素晴らしい「歌」にケツを叩かれ、演奏が始まると、お客さんの望外の反応に煽られ、踊りまくるキッズ達に勇気付けられて、最高に熱く、かつ冷静に演奏ができました。
しかし、あらためて「バンド」って面白いですね。ある意味、6年間(?)「寝かしてた」だけなのに、出てきた音としては成長してる。
特にオバ。まあ、「オバにグイグイ引っ張られる」とまでは言わないまでも、とりあえず放し飼いにしといても大丈夫になったというか、オロオロしなくなったというか(笑)。さすがに「母は強し」か。
自分のプレイも、もうこれだけ弾き込んだ曲だと、出すべき音はおのづからほぼ決まってるんでね。あとはどれだけその音に魂込められるかっていう。やっぱり私はそんな技量がある方じゃないんで、それぐらいのバランスでやっと音楽的に満足なベースを弾けるんだなってことを再認識しました。(ま、そういいながら、今後も「無理な挑戦」は続けますがね(笑)。)
あと、こういう演奏ができることで、やっと演奏した曲も「ああ、これが泉の曲だ」と認識されてきたような気がします。
ということは、これっきりでやめちゃうのも残念ですねー(笑)。->リーダー
対バンの方々も、しっかりと「自分達でないと出せないハーモニー」を出してたし、とにかく「バンドの醍醐味」を味わった週末でありました。