NEXT = NEX?
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別に誰も期待しちゃあいないでしょうが(笑)、会社帰りにNEX-5をチェキラしてきましたので、割と真面目に第一印象をレポートしときます。
まずは、「おお、○だ」と思った点。
- コンデジとして優秀。スイングパノラマとかSONY得意の機能満載だし、とりあえず何にも考えずに撮ってキレイ。
- APS-Cセンサで撮ったビデオは凄ぇ。
- 液晶めちゃキレイ。
- 自然と左手は鏡胴、右手はグリップという配置にならざるを得ないので、姿勢が安定する。
- しかも、バリアングル液晶を上に向けられるので、昔PowerShot G2とかG5でやってた、「カメラは腰位置に固定」のフォームが取れるのが嬉しい。
- Aモードでも絞りの変更と露出補正は1〜2アクションでできる。
- 絞りとか露出補正変更した時のディスプレイがアナログ調でかっこいい。(でもこれはSamsungのパクリっぽい。)
- ビデオカメラみたいに常時「粗めに」ピントを合わせておく状態からフォーカスするので、AF速度にそんなに不満はない。
- AFターゲットの移動も簡単。
で、「う〜ん、ちょっと×」と思った点。
- 軽いけど、特に小さくはない。本体だけ持ち歩くなら別だが、物理的にレンズはでかくなりますからねえ。
- あとISOとWBだけでも1〜2アクションで変更できれば。ソフトボタンは1個余ってて、Ricohならすぐさまファームアップで対応してきそうなもんだけど、さて、SONYにそんな文化はあるか?
- カメラっぽくしたかったのか、必要以上にシャッター音・ショックがデカい。折角のミラーレスなんだから、静かな場所でもあまり気を使わずに写せたらいいのに。
- 北川景子がドーンと表紙のカタログは、作例が全て流行の女子カメラ風、お散歩カメラ風のハイキーなトーンのばっか。これじゃあなんもわからん。家電としての売り方だ、ってのは分かるが、そんなSONYの姿勢とは一生相容れないような気がする。
- あ、それとも何か、もう一種類、浅野忠信が表紙のバージョンのカタログがあって、そっちはネイチャー満載とか?
最後、未確認事項。
- 絞り情報が電気的にとれない、実絞りでの撮影でのAEの操作性。(AEあるんだよなあ?)
- MF時の使い勝手。フォーカスのターゲットは移動できるか、エリア拡大はターゲットと連動するか、合焦表示はしてくれるか。
- 明るい場所での液晶の視認性。(「屋外晴天モード」ってのがあるらしいが。)
てな感じでしょうか。
私が買うとしたら、ズームレンズとのキットを「めちゃくちゃ画質のいいコンデジ。その気になればレンズ遊びも可。」という位置づけだと思うので、総じて印象は悪くないです。ただそこに諭吉さん8人弱(NEX-5の場合)使う値打ちはあるかどうか。
さすがにそれはちょっと厳しいので、NEX-3(ビデオ機能が5に少し劣るが、静止画機能は理論的には同じはず)に諭吉さん6人半ならなんとか、って感じかなあ。まあ、さすがにAPS-Cなんで、コンデジとしての寿命は長そうだし...