日常へ

タクシーで家に着くと、サッと階段のところのカーテンが開いて娘の顔が覗き、すぐにバタバタと下りてくる音が聞こえてなんだかホッとする。しょうもない土産でも「おとーさん、ありがとー!」とか満面の笑みだし、オーナメントを飾って「クリスマスだねー!」とか言ってるし、こういうの見てると、唐突な表現で申し訳ないが、「あー、死にたくないなあ。永遠にこれを見ていたいなあ。」と思う。まあ、実際には「死ぬ」より先に娘の方はさっさと自立していくだろうから心配(?)しなくてもいいんだろうけど(笑)。