Time Control

Time Control (Hybr)
音楽、特にインプロヴィゼーションを楽しむ系の奴はやっぱりライヴが最高ですな。なので、ライヴを観て気に入ったアーティストのスタジオ盤なんかはかえって買うのに二の足を踏んだりするわけですが、上原ひろみの新譜「Time Control (Hybr)」は即買いしてしまいました。理由は、今回はあのScreaming Headless TorsosのDavid Fiuczynskiがギターで参加してるから。
とはいえ、ライナーノーツを読んでみると、実はDavidは以前のアルバムでもちょっと参加したことがあるのね。「TorsosのファンだったからギターといえばDavidしか考えられなかった」とは、つくづく変な奴だ(笑)。->上原ひろみ
アルバム自体は、まあ、なんというか、あきれた(笑)。凄いことやってるんだけど、もはやその凄さが「目にも留まらない」のでわからん。ある意味スローハンド(笑)
Davidは相変わらずテクニカルかつおバカなプレイをしてて、これがまた良くフィットしてる。さらに、そのDavidに光速で反応するひろみちゃんの瞬発力ったらもう。ただ、本人もどっかで語ってたように、「ただ漫然とギターを入れた」だけでなく結構音色から何から考えてるのは分かる。「コード楽器が増えて動きが鈍い」感じはしない。
あ、ちなみにアッコちゃんとのライヴを見て感動した方がパッと手を出すタイプのアルバムではないです。多分。