Tanz Walzer

id:hongkangにそそのかされたから、という訳ではないが（笑）、出張中に発売になってた「くるり」の新譜、「ワルツを踊れ Tanz Walzer」を購入して聴く。
達身の脱退という事実だけではなく「日本のロックバンド初のオーストリアレコーディング」「ロックとクラシックの融合」などと大きな変化を感じさせるような前評判ばかりが並んでいたけど、一聴していい意味で期待はずれ。というのもこれこそが私の一番「くるり的」と感じるものであるばかりか、それがさらに純粋になって濃縮されたようなものだったから。
実際、同じシチュエーションで「虹」とか録音してても違和感なかっただろうし、とんでもなくいいものになってたんじゃないかなあとか勝手に妄想したり。シングルカットされた「Jubilee」は何度も聴いてたけど、あらためてアルバムの３曲目として通して聴いたら、冒頭部分のコード進行でやたらと泣けた。
ちなみに、キャンペーン中とかでもらったステッカーも結構嬉しかった（笑）。