Orbit

先日購入した「Orbit / Neil Larsen」を聴く。
この辺のミュージシャンの新譜なんてもはや聴くことはできないだろうと思ってたら、Straight Ahead Recordsなる妙な「オーディオマニア系」のレーベルからいつの間にかこんなのが出てて、しかも「Jungle Fever」「Sudden Samba」等の名曲を再演ということで一も二もなく購入したわけですが、うん、なかなかいいですなあ。
もちろんメンバーもオリジナルとは全く違うし、トシのせい？もレーベルの意向？もあって演奏は若干クールな方向に振ってあるわけですが、個人的に最近の嗜好に合ってて「これもアリか」と納得できます。
特にレコーディング的な意味でもオーディオ的な意味でも「音質」は素晴らしい。写真のような鮮やかなエメラルドグリーンの盤面の効力がどこまであるのかまでは分かりませんが。最近どうも、Hi-Fiな音、というか「オーディオ的にフラットな音づくり」に魅かれるんですよねえ。同じ「高音質」でもコンプかけて音をギチッと詰め込んだようなのよりは、一聴すると素っ気無い音ですき間だらけ、みたいなの。人麻呂購入の理由も実はその辺にあります。
しかし、Larry CarltonとRobben FordとBuzz Feitenってよく「入れ替わり」ますなあ。あ、でもLarryが誰かの代わりをする方向はあんまりないか。