This Meets That

This Meets That This Meets That / John Scofield
しかし、Jazzの世界、というか私の知る限りでの「音楽」の世界で「宇宙人」と呼べるのはPat Metheny一人かと思ってたら、なんかいつの間にかこの人も「宇宙人」並みになってきましたな。まあ、ジョンスコの場合は「宇宙人」というよりは「地底人」とか「海底人」って感じですが(笑)。
とにかくもう「Satisfaction」がまず最高。真っ先にこれを試聴した瞬間の私はハタから見てて非常に気持ち悪かったに違いない(笑)。ニヤニヤしながら思わず喉の置くから「ヌウオオオォッ!」って感じ。
ギターの音色なんかも決して人にはお勧めできないシロモノなんだけど、いつの間にかもうこの人の「声」になっちゃってますからねえ。しかも、ヴォリュームとピッキングのコントロールだけで七色の声。ていうか、いつの間にかジョンスコの音色とPatの音色って近づいてきてません?
Bill Frisellとの共演も嬉しいなあ。昔愛聴してた、Marc Johnsonの「Bass Desires」を思い出してしまった。
とにかくこいつぁお勧め。